アフリカ中西部某国日記2

アフリカ中西部某国日記2

 

去年に続いてこの国、アフリカ中西部某国へ来るのは2度目だ。ヴィザがなかなか届かなくて出発直前までヤキモキした。引っ越しの話は半分諦めた。出発当日の日、ヴィザが届いたのが出発の45分前だったというのが焦った原因だ。おまけにノヴォテルからメールが届いて今夜の予約はOKですだって。何言ってんだ???俺はIBISを予約したんだけど???と思って色々確認したらノヴォテルに予約がされている。パソコンで予約したのだけれど、どこをどう間違ってクリックしたのかはわからない。何と違うホテルを予約した様だった。空港のノヴォテルは使った事がない。TGV(フランスの高速鉄道)の中で急いで調べたらいつも使うターミナル間の連絡電車で降りる駅のそばらしくてちょっとだけ安心した・・・。同じ系列のホテルなので紛らわしくて間違った様だ。

ホテルに着くといつも通りに1階のバーへ行きビールを注文。少し落ち着いた。翌朝は時間的に余裕があったのでゆっくり起きて朝食をとった。朝食後、パリのシャルル・ド・ゴール空港に着くとまた移動だ。まずはチェックイン・カウンターの場所までスーツケースをゴロゴロ引っ張りながら長い距離を移動した。チェックイン・カウンターはまだ時間が早いのに激混みであった。どうにかチェックインを済ませて搭乗口へまたまた移動だ。僕は膝が悪いので長距離の移動は膝が悲鳴をあげた。搭乗口にやっとたどり着くと程なく搭乗が開始された。まずはイスタンブールだ。

 

今回の移動はトルコ航空でイスタンブール経由だった。けれど、イスタンブールの空港はデカくて、到着しても空港内の移動距離が長くて大変だった。おまけに到着したのはターミナルの端の方で、またまた移動だ!

乗り換えの時間があったので免税店でいつもイスタンブールへ来ると買うタバコを買った。それからさらに移動だ。出発ゲートは到着した所からかなり離れている。もう膝がガクガクした。なんとか辿り着き、搭乗を待った。

搭乗し終えると最前列の席が3席とも空いている。一人がそこへ向かって窓際の席に座ったのを良い事に一つ空けて僕は最前列の通路側に座った。これで少し落ち着いた。何しろ西アフリカ経由で8時間のフライトだ。

機内食はまぁまぁだった。けれど、トイレまで遠い席なのであまり飲み物は取らない様にした。

 

西アフリカの某国首都へ到着。沢山の乗客が降りて沢山乗って来た。ストップオーバーは1時間ほどですぐに離陸した。次はいよいよアフリカ中西部某国だ。僕らのいる席には誰も来ずもう一人と安堵した。

 

現地時間の明け方の2時過ぎに到着。入国審査だ。1人あたり10分ほどかけてやっている。顔写真を撮ったり指紋をとったり時間がかかり、僕の前には沢山人がいた。やっと僕の番が来た。会社発行の手紙を見せたりコロナの陰性証明など色々と確認された。やっとの事で解放されたので、スーツケースを受け取りに行く事が許された。その時には既に僕のスーツケースが出てきた所だった。急いで受け取り出口前のX線検査を受けた。免税店で買ったタバコなど何も言われなかった。空港のターミナルを出ると結構の人数の迎えがいた。端の方に知った顔を見つけた。同僚のルイジだ。もう既に夜中の3時を過ぎている。彼は今回もアドミと会計なので迎えに来てくれたのだ。僕の他にはトルコ人のオスマンと、東アフリカで一緒だった元フランス海軍のダイバーをやっていたティセラン、通称ティティがいた。会社が用意したSUVに乗り込んでホテルへ向かった。ホテルは去年使ったホテルで、膝が悪い僕のためにルイジは一階の部屋を用意してくれていた。これはありがたかった。ルイジ、ありがとう!

そのあとルイジは自分の部屋に戻り冷えたビールを持ってプールサイドでタバコを吸っている僕の元へやって来た。7月に彼とは仕事したばっかりなので嬉しかった。再会を喜びいろんな話をした。気が付くと1本が2本、2本が3本とビールが増えていき、5時になってホテルのボーイが「ムッシュー・ルイジ、朝食の準備ができました」と言った。僕は腹が空き始めていたので「朝飯を食いに行こうや!」とルイジに告げた。そして2人で朝食をとりに食堂へ向かった・・・。今週いっぱいは隔離期間という事で仕事は無しという事だった。午後にミーティングがあるとの事。それ以外はホテルで自由だ。朝食後は自分の部屋に戻って昼まで寝た・・・。

 

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